
K-007 日置市の吹上浜海岸・白砂青松地を守りウミガメの故郷を守ろうプロジェクト
プロジェクト登録
事業者
日置市
目的
日置市は、鹿児島県の西部、薩摩半島のほぼ中央部に位置し、東は鹿児島市、北はいちき串木野市、薩摩川内市、南は南さつま市と接し、西は東シナ海に面し、その海岸線は日本の渚百選にも選ばれた日本三大砂丘のひとつ、吹上浜で、白砂青松、県内有数のウミガメの上陸・産卵場所として有名な観光地となっています。
上流にある森林からは、6河川を通じ森林のめぐみを含んだ清流水が、東シナ海に流れ込み、農林水産業の振興の基となっています。また、豊かな海洋資源がウミガメの生息環境を整え、ウミガメの上陸数が年々増加しています。
そこで、日置市有林の67%を占める吹上地域を主体に森林整備を進めることにより、森林の有する様々な機能を発揮させ、生物多様性の保全、地球温暖化の防止対策に努めるとともに、ウミガメにもやさしい環境づくりを行っていくこととしている。また、間伐作業によって伐採された木材については、可能な限り利用に努めることとしています。
さらに、今回実施する森林整備により得られる二酸化炭素の吸収量(クレジット)の販売代金については、江口蓬莱館などの4つの物産館や吹上漁港にある約70基の外灯・防犯灯をLED照明などの省エネ設備に交換を進めることで、温室効果ガス削減の取組を推進していくこととします。
プロジェクトの計画

場所
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日置市東市来町湯田永谷5439-1・5439-3 ほか98箇所 |
施業方法 |
間伐 |
面積 |
115.58ha |
樹種 |
スギ,ヒノキ |
計画期間 |
平成22年11月30日~令和3年3月31日 |
想定吸収量 |
2.096t-CO2 |
クレジットの活用方法
- 江口蓬莱館などの4つの物産館や吹上漁港にある約70基の外灯・防犯灯をLED照明などの省エネ設備に交換していくことに活用します。


クレジット認証
K-007-3 認証日:R4.2.14 クレジット量:1,032t-CO2
場所 |
日置市東市来町湯田中鹿丸6772-18 ほか48箇所. |
面積
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115.58ha
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樹種・林齢
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スギ,ヒノキ・40~61年生
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実施期間
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平成29~30,令和1~2年度 |
K-007-2 認証日:H27.8.25 クレジット量:452t-CO2
場所
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日置市東市来町湯田永谷5439-1,5439-3 ほか57箇所
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施業方法
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間伐 |
面積
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54.18ha
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樹種・林齢
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スギ,ヒノキ・34~86年生
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実施期間
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平成22,23,24,25年度 |

K-007-1 認証日:H24.11.19 クレジット量:502t-CO2
場所
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日置市東市来町湯田永谷5439‐1・5439‐3 ほか38箇所 |
施業方法
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間伐 |
面積
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35.46ha
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樹種・林齢
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スギ,ヒノキ・30~59年生
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実施期間
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平成22,23年度 |
