K-006 霊峰「紫尾山」に抱かれたさつま町の森林づくりによるエコプロジェクト
プロジェクト登録
事業者
さつま町
目的
さつま町は,鹿児島県の北西部に位置し,北薩の最高峰紫尾山(1,067m)をはじめとする山々に囲まれた盆地で,北東から南西にかけて一級河川の川内川が貫流しており,その周囲には緑豊かな森林が成立し,ホタルの棲む清流として肥沃な農地を育んでいます。
さつま町の町有林(約800ha)はそのほとんどが保安林に指定されており,森林整備を推進することで,その期待される公益的機能の維持に努めてきました。特に最近は,利用間伐事業を導入し,充実しつつある木材資源の利活用を積極的に推進しているところです。
今回,永野地区や神子地区を中心とした町有林において,利用間伐等森林整備を実施し,水源かん養等保安林機能の増進や,CO2吸収固定による地球温暖化対策を推進することとしています。また,間伐作業によって伐採された木材については,可能な限りその利用に努めることとしています。
さらに,今回実施する森林整備で得られるCO2吸収量(クレジット)の販売代金については,川内川流域の神子地区,求名地区,泊野地区等の町有林のうちスギ・ヒノキ人工林約700haの森林整備や,宮之城ちくりん館など町内4つの農産物直売所にある約20基の外灯や館内照明施設を,LED照明などの省エネ型機器へ順次交換を進めることにより地球温暖化対策を推進します。
プロジェクトの計画

場所
|
薩摩郡さつま町平川字蔭平6072-12ほか54箇所 |
施業方法 |
間伐 |
面積 |
103.26 ha |
樹種 |
スギ,ヒノキ |
計画期間 |
平成22年11月26日~令和4年3月31日 |
想定吸収量 |
1,205t-CO2 |
クレジットの活用方法
- 川内川流域の神子地区,求名地区,泊野地区等の町有林のうちスギ・ヒノキ人工林約700haの森林整備や,宮之城ちくりん館など町内4つの農産物直売所の外灯約20基や館内照明施設を,LED照明などの省エネ型機器へ順次交換することに活用します。


クレジット認証
K-006-3 認証日:R5.5.29 クレジット量:639 t-CO2
場所
|
薩摩郡さつま町白男川字茶円3881ほか26箇所 |
施業方法
|
間伐 |
面積
|
88.04ha
|
樹種・林齢
|
スギ,ヒノキ・21~64年生
|
実施期間
|
令和2,3年度 |
K-006-2 認証日:H30.5.29 クレジット量:191t-CO2
場所
|
薩摩郡さつま町白男川字茶円3881ほか10箇所 |
施業方法
|
間伐 |
面積
|
23.31ha
|
樹種・林齢
|
スギ,ヒノキ・39~60年生
|
実施期間
|
平成28年度 |
K-006-1 認証日:H24.8.30 クレジット量:325t-CO2
場所
|
薩摩郡さつま町平川字蔭平6072-12ほか16箇所 |
施業方法
|
間伐 |
面積
|
23.45ha
|
樹種・林齢
|
スギ,ヒノキ・39~59年生
|
実施期間
|
平成22,23年度 |